お土産を買う習慣のルーツ 2


古代の日本で旅といえば、伊勢参りなどの宮参りのことです。


しかし、村の外には邪鬼悪霊がうようよいると考えられ、宮参りにいくのは選ばれた男性のつとめとされていました。


いよいよ、勇気ある男性たちが出発というとき、村人たちとは水盃を交わした。


そして、男たちに寮銭を渡し、自分の分の祈願も頼んだ。


これが饅別のはじまりです。


神社に着いた男たちは、その饅別で村人のために「宮笥」を買って帰った。


これがそもそもの土産のはじまりだった。


土地の名産を売る土産屋が、神社や寺の門前にならぶのは江戸時代になってから。


宮笥に便乗してはじまった新商売だったのです。

お土産を買う習慣のルーツ 1


お土産を買う習慣のルーツとは?


成田空港から東京や横浜まで、JRの成田エクスプレスが走っています。


この電車のなかで、アメリカやヨーロッパ土産のカタログ販売をしているのをご存じだろうか。


現地でお土産を買わなくても、帰りの成田エクスプレスのなかで手配すれば、贈り先まで届けてくれるのです。


現地で土産物選びに悩んだり、重い荷物に苦労することもない。


便利といえば便利なのだけれど、この商売、「ちょっとやりすぎじゃないの?」と思う人もいるのではないだろうか。


そう思う人の心には、1000年以上も日本に続いてきたミヤゲの意味が染みついているからかもしれない。


現在は「お土産」という漢字を当てるので、その土地の産物というイメージが強いでしょう。


しかし、もともとミヤゲは「宮笥」と書き、神社の御札を貼った板のことだったそうです。

柳のはし 2


ヤナギやクワが用いられたのは、比較的手に入りやすかったからといいます。


白けれぼ、材質には、それほどこだわらなかったようだ。


いっぽう、日常の食事では、赤みがかったスギのはしが高級品とされました。


とくにスギには、酒の毒を消す作用があり、悪酔いしないと酒席で重宝されました。


ちなみに、割りばしは、形状でも格があり、頭部をななめにけずった天削げや、切り口が八角形で、中央部がふくらんだ利休などの格が高い。


主に、本膳料理や懐石料理に用いる。


逆に、天削げや利休で、ソバやうどんを食べるのは、アルマー二のスーツでキャンプへいくようなもので、昔から無粋とされました。

柳のはし 1


お祝い事ごとに柳のはしが用いられるわけは?


ひと口に割りばしといっても、さまざまな種類があります。


もとはその種類によって、使い分けられてきた。


たとえば正月などのお祝いや祭りでは、ヤナギやクワの木の割りばしを用いるしきたりがありました。


ヤナギの割りばしとは、丸く細く削った二本のはしが、中央部分でくっつき、両端では割れています。


また、両端は、とくに細くけずってあって、全体的に白いのが特徴でした。


日本人は昔から、白を清浄な色として、神事に用いてきた。


神の供え物にも、白木のはしをつかってきた。


そのため、お祝いや祭りでも、ヤナギやクワでつくった白木のはしをつかった。


それが、現在まで受け継がれているのです。

盛り塩 2

昔の中国の皇帝は、多くの妃をもっていました。


それぞれ別個に居を構えさせ、皇帝は、その日の気分によって選んだ妃の居を訪ねたといいます。


逆に、妃にとっては、皇帝がいつ訪ねてくれるかわからない。


毎夜、化粧を念入りにし、身支度を整えて、皇帝の訪問を待ったといいます。


しかし、皇帝がその気にならなければ、いつも待ちぼうけということになります。


そこで、ある妃が一計を案じた。


皇帝は牛車でやってくる。


屋敷の前に牛の好物である塩を盛っておけば、牛がつられてやってくる。


しばらく牛が動かないうちに妃が迎えにでれば、皇帝は、その妃の家に立ち寄らざるをえなくなる。


その作戦はまんまと成功。


皇帝は何度も同じ妃の家に泊まるようになり、やがて、その妃を寵愛するようになったといいます。


この話が後々の世に伝わり、店が客を呼び寄せるために入り口に盛り塩をするようになったといいます。

盛り塩 1


お店の前に、どうして塩を盛るようになったのか。


東京ドームの巨人側ベンチの前に、盛り塩がされることがあります。


連敗が続いたとき、お清めの意味で塩を盛るのです。


また、街の小料理屋や居酒屋でも、入り口に盛り塩をしているところがあります。


とりわけ、築地や赤坂などの高級料亭では、着物姿の女将などが玄関口に水を打ったあと、盛り塩をする姿をみかけることがあります。


料理屋の盛り塩は、巨人ベンチのようにお清めの塩ではない。


もちろん、嫌な客が帰ったあとにお清めの塩を盛ることもあるでしょう。


だが、一般的には、客を呼び寄せるための縁起かつぎといわれています。


そのいわれは諸説あるようだが、一説に、中国の皇帝起源説があります。

リゾート物件と投資 6

「悪徳土地取引問題研究会」によると、こうした不祥事が発生している原因は、日本のリゾート志向の状態、休暇の現状から利用希望者が年末年始、お盆に集中し、思うように利用できないため、といいます。


高い交通費の負担を回避するため、利用するリゾート施設も近場になりがちになります。


時期も場所も集中するため、申し込んでも抽選となります。


宝くじをあてるような状態です。


「転売できない」「解約できない」「利殖にならない」。


これは当然の事態です。

リゾート物件と投資 5

相談の電話をかけたのはほんの一部でしょう。


"だまされた"人で、どこにも相談できずに悩んでいる人は相当数にのぼるとみられていました。


"だまされる"人がリゾート開発ブーム下で増大一途をたどることは確実です。


国民生活センターへのリゾート会員権の相談も、年々増えていることがそれを示していました。


84年には問い合わせ41件、苦情196件であったが、85年にはそれぞれ74件、445件の合計519件と3倍近い増加。


以降、86年468件、87年475件、88年426件と400件台にのぼっていました。

リゾート物件と投資 4

必然的に休日や盆暮れに殺到。


一番利用したいときに使えないという苦情が出てきます。


値上がり目的で買っても、どんどん新規募集するので値上がりはほとんど期待できない。


実際によく見てから決めた方がいい」といいます。


購入後の相談16件のうち10件は、「売ろうと思ったが、売れない」「買い戻すという約束だったのに、経営不振なので、できないといっている」「買った価格の半額なら引き取ってもいいといわれた」「売ってやるが、手数料を100万円も寄こせといわれた」などなど。


いずれもクラブ業者側の一方的、高圧的態度が目立っているとのことです。

リゾート物件と投資 3

同社の場合、「値上がり確実と誘われたが、買い戻してくれない」と東京や横浜の会員4人と一法人から、計1200万円の損害賠償を求める訴訟を東京地裁と横浜地裁におこされました。


90年9月の「リゾート110番」では相談件数26件のうち10件が購入前の相談でした。


"リゾートは信用できるのか"という不信が先にたっている人がいかに多いかという証拠です。


その中の一つ、「これから買おうとしているが、どういうことに注意したらいいか」という相談があり、これに対して担当の弁護士の忠告は、「限定せずに会員を募集しているリゾートクラブが多いが、多勢を少ない施設でさばくことになります。

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