お土産を買う習慣のルーツ 2
古代の日本で旅といえば、伊勢参りなどの宮参りのことです。
しかし、村の外には邪鬼悪霊がうようよいると考えられ、宮参りにいくのは選ばれた男性のつとめとされていました。
いよいよ、勇気ある男性たちが出発というとき、村人たちとは水盃を交わした。
そして、男たちに寮銭を渡し、自分の分の祈願も頼んだ。
これが饅別のはじまりです。
神社に着いた男たちは、その饅別で村人のために「宮笥」を買って帰った。
これがそもそもの土産のはじまりだった。
土地の名産を売る土産屋が、神社や寺の門前にならぶのは江戸時代になってから。
宮笥に便乗してはじまった新商売だったのです。